社員インタビュー

「ランチェスター戦略」+αでウェブサービス下剋上を狙え!

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「ランチェスター戦略」をご存知でしょうか?

ランチェスター戦略とは、第一次世界大戦時にイギリス人のエンジニアであったF・W・ランチェスターを起源とします。エンジニアであったランチェスターは、戦闘機の空中戦を分析し、空中戦においては、兵力数と武器性能が勝敗を決め、さらに武器の性能が同じ場合、兵力数の多い方が必ず勝つという法則を発見しました。

この法則は大きく2つの法則、第一法則(一騎打ちの法則)と第二法則(集中効果の法則)から成り立ち、
第一法則は「弱者の戦略」、第二法則は「強者の戦略」として現代の企業戦略において広く用いられています。

ここでは、小さい会社が大企業に勝つための戦略(=「弱者の戦略」)である第一法則について紹介します。

第一法則は、一言でいうなら「差別化戦略」です。「価格」「性能・機能」「ネーミング」「色柄・サイズ」「サービスの品質」など何でも良いから競合商品との差別化を図るといったもので、広範囲ではなく、局地戦での一騎打ちで勝利を積み上げていくことの重要性を説いています。どんなに小さな市場においても、2位以下に「3倍以上」の格差をつけたナンバーワンになれれば、競合の追随を許さずに次の市場、戦略に移ることができます。

弱者の戦い方として広く用いられてきた

第一次世界大戦よりずっと昔、日本の戦国時代にも、この戦略を用い圧倒的不利な状況の戦いに勝利した武将がいます。かの有名な織田信長です。上京を目指し大軍で攻め上がって来た今川義元軍に対して、10分の1程とも言われる軍勢にも関わらず、桶狭間での局地戦に持ち込み、本陣を強襲するという戦略で勝利しました。

現代のウェブサービスでも、同様の戦略で成功している企業は多くあります。中でも有名なのが、facebookです。当時、MySpace.comが全盛、無数に誕生してくるSNSの中で、大学生、中でもハーバードにはじまるアイビー・リーグの学生だけの利用に限定する形で普及させていきました。

大企業だからどの領域でも圧倒的に強いということはありえません。大企業であるがゆえ、攻めることの出来ない領域というのは沢山あります。例えば、動画共有サイトの最大手であるYoutube、Googleに買収された今でこそ、違法アップロード動画の削除をコンテンツ提供事業者と連携しながら行っていますが、サービス開始当初は違法アップロード動画だらけでした。コンプライアンスを重視する大企業からは絶対に生まれないサービスだったと言えます。

ウェブサービスを企画する上で実践的な発想法

私たちもサービス企画をする上で、ランチェスター戦略のような「弱者の戦略」を常に念頭に置くように取り組んではいますが、その際、一点だけ気をつけるようにしていることがあります。

それは局地戦を攻める上で予め「次の展開/将来的な広がり」を意識しておくことです。

ウェブサービスやアプリにおいて、よく見られるのが、「ニッチで広がりのない領域」を攻めてしまっているケースです。

例えば、デューク更家さんの「デュークウォーク」で歩いている人を対象に歩数を計測するアプリを作ったとしましょう。おそらく、デュークウォークを普段からされていらっしゃるユーザーには満足されますが、どうしてもそこから先の広がりには欠けてしまいます。ところが、このアプリが「デュークウォーク」で歩いている人を対象に歩数ではなく、「デュークウォーク」の姿勢が正しいかを判定してくれるアプリだとしましょう。この場合、次の展開として、医療分野などで矯正支援アプリとして大化する可能性があるかもしれません。

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私たちと同じくスタートアップを志し、これからウェブサービスやアプリをつくって下克上を狙っている方、サービスは既にあるもののどう普及させればいいか悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回ご紹介させていただいた「ランチェスター戦略」をもとに「次の展開/将来的な広がり」を意識した戦略を検討されてみてはいかがでしょうか。



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