マーケティング

こんにちは、IT界の赤い彗星こと餃子の王将大好き、"王将エンジニア"の小笠原です。前々回のブログで書かせて頂いた、「生ける都市伝説!王将16000リツートの男」ですが、想像以上の反響を頂きました。 そこで、今回は、「なぜ16,000リツイートされるに至ったか」について、自分なりの考察を掘り下げて書いてみようと思います。 京都の王将やさしすぎワロタww twitter.com/kabaneshi/stat…— kabaneさん (@kabaneshi) 2013年4月3日 万単位でリツイートされているツイート 考察にあたって、まず過去の類似事例についていくつかピックアップするところから始めます。 公式ブログが無いのでこちらで報告させて頂きます。私、山寺宏一は昨日6月17日に声優の田中理恵さんと入籍致しました。人生を共に歩んで行く素晴らしいパートナーと巡り会えた事に感謝します。互いを信頼し、支え合い、笑顔あふれる家庭を築いて行こうと思います。暖かく見守って頂けたら幸いです。 — 山寺宏一さん (@yamachanoha) 2012年6月17日 2012年で一番リツイートされたツイートだそうです。やはり著名人の方のニュースともなるとRT数が別格です・・・。   中学のとき「避難訓練の「お・は・し」って知ってる?」って先生に聞かれて「お前を はなさない しなせない」って答えた友達今思い出してもイケメンすぎる— ヒキコモRe: ◆AloneVBiZ.さん (@HikikomoRe_) 2012年6月23日 文章だけで2万リツートされてしまうとは・・・。抱かれてもいいと思ってしまう程のイケメンっぷりが文章から伝わってきます。   【ゴキブリが嫌いなあなたへ】12月〜2月の間で家中のドアや窓など開けれる場所をを全開にして、換気扇をまわす。3時間以上放置。出来たら一晩中。これでゴキブリの卵が全てダメになる。その卵を見て、ゴキブリは他所へ移動します。 お試しあれ。 #有益なことをつぶやこう— なかむーさん (@NKM_k_) 2012年10月23日 避けられないと思っていた夏場の壁にこのような突破口があったとは・・・これはタイムラインに流れてきたら即リツイートしてしまいますね。 と、色々ピックアップさせて頂いたのですが、そのクオリティの高いこと。 クオリティの高さという意味では、私のツイートはやや分が悪いという印象もありますが、それでも16,000リツイートされる機会もなかなかないと思うので、この機会を活かすべく、しっかり考察をしていきたいと思います。   リツイートを生み出す3つの欲求 そもそもリツイートをされるツイートというのは全体の6%程度だそうで、内約92%はツイートから一時間以内リツイートが発生しており、それ以外のものはほぼタイムラインに埋もれてしまうのが大半の様です。 (※参考:sysomos「Replies and Retweets on Twitter」) ではどのような場合にリツイートが起こるのか。 リツイートが発生する場合、リツイートを行うユーザーには少なからず下記の様な思惑があるはずです。 ・拡散欲 : ツイートを広めたい ・補足欲 : ツイートに補足を入れたい ・便乗欲 : ツイートの内容に乗っかりたい ここではこのような要素のことをリツイート欲と呼ぶことにします。 上記を踏まえて考えるとリツイート数はツイートから1時間以内にどれだけ多くのターゲット(閲覧者)のリツイート欲をかきたてられるかというところが大きいようです。 上記で挙げさせて頂いた事例も、恐らくツイート後、一時間以内に最初のリツイートが発生し、そこから閲覧者のリツイート欲をかき立て指数的な伸びをしていったのではないかと推測されます。   16,000リツイート越えの要因 以上を踏まえ今回の自分のツイートを考えてみると、下記の様な幅広いターゲットのリツイート欲を短時間でかき立てられたことが大きかったのではないかと思います。 リプライでも「昔やったことがある」という共感の声をいただいたり、「王将好きなら知ってるしょww」「どこのお店ですか」といったような様々なツイートを頂きました。 また著名人の方からのリプ&リツイートをいただいたりと、これもまたRT数が指数的な増え方をした要因として大きいのでないかと思います。 改めて、やはり王将ブランドはすごいですね。   最後に・・ 上記を意識したところで、バズ狙いで放ったツイートが必ず思い通りの結果がなるかというとそんな甘いことはなく、大半はリツイートされることを狙ったツイートが見向きもされず、タイムラインの彼方になんてことが大半なのでないかと思います。 私としましては、例えそのツイートが日の目を見ることがなくとも、世界の王将ツイートをこれからも発信していきたいと思っております。そしていつか「王将エンジニア」として真の伝説となるべく日々精進してまいります。 ...

  「ランチェスター戦略」をご存知でしょうか? ランチェスター戦略とは、第一次世界大戦時にイギリス人のエンジニアであったF・W・ランチェスターを起源とします。エンジニアであったランチェスターは、戦闘機の空中戦を分析し、空中戦においては、兵力数と武器性能が勝敗を決め、さらに武器の性能が同じ場合、兵力数の多い方が必ず勝つという法則を発見しました。 この法則は大きく2つの法則、第一法則(一騎打ちの法則)と第二法則(集中効果の法則)から成り立ち、 第一法則は「弱者の戦略」、第二法則は「強者の戦略」として現代の企業戦略において広く用いられています。 ここでは、小さい会社が大企業に勝つための戦略(=「弱者の戦略」)である第一法則について紹介します。 第一法則は、一言でいうなら「差別化戦略」です。「価格」「性能・機能」「ネーミング」「色柄・サイズ」「サービスの品質」など何でも良いから競合商品との差別化を図るといったもので、広範囲ではなく、局地戦での一騎打ちで勝利を積み上げていくことの重要性を説いています。どんなに小さな市場においても、2位以下に「3倍以上」の格差をつけたナンバーワンになれれば、競合の追随を許さずに次の市場、戦略に移ることができます。 弱者の戦い方として広く用いられてきた 第一次世界大戦よりずっと昔、日本の戦国時代にも、この戦略を用い圧倒的不利な状況の戦いに勝利した武将がいます。かの有名な織田信長です。上京を目指し大軍で攻め上がって来た今川義元軍に対して、10分の1程とも言われる軍勢にも関わらず、桶狭間での局地戦に持ち込み、本陣を強襲するという戦略で勝利しました。 現代のウェブサービスでも、同様の戦略で成功している企業は多くあります。中でも有名なのが、facebookです。当時、MySpace.comが全盛、無数に誕生してくるSNSの中で、大学生、中でもハーバードにはじまるアイビー・リーグの学生だけの利用に限定する形で普及させていきました。 大企業だからどの領域でも圧倒的に強いということはありえません。大企業であるがゆえ、攻めることの出来ない領域というのは沢山あります。例えば、動画共有サイトの最大手であるYoutube、Googleに買収された今でこそ、違法アップロード動画の削除をコンテンツ提供事業者と連携しながら行っていますが、サービス開始当初は違法アップロード動画だらけでした。コンプライアンスを重視する大企業からは絶対に生まれないサービスだったと言えます。 ウェブサービスを企画する上で実践的な発想法 私たちもサービス企画をする上で、ランチェスター戦略のような「弱者の戦略」を常に念頭に置くように取り組んではいますが、その際、一点だけ気をつけるようにしていることがあります。 それは局地戦を攻める上で予め「次の展開/将来的な広がり」を意識しておくことです。 ウェブサービスやアプリにおいて、よく見られるのが、「ニッチで広がりのない領域」を攻めてしまっているケースです。 例えば、デューク更家さんの「デュークウォーク」で歩いている人を対象に歩数を計測するアプリを作ったとしましょう。おそらく、デュークウォークを普段からされていらっしゃるユーザーには満足されますが、どうしてもそこから先の広がりには欠けてしまいます。ところが、このアプリが「デュークウォーク」で歩いている人を対象に歩数ではなく、「デュークウォーク」の姿勢が正しいかを判定してくれるアプリだとしましょう。この場合、次の展開として、医療分野などで矯正支援アプリとして大化する可能性があるかもしれません。 私たちと同じくスタートアップを志し、これからウェブサービスやアプリをつくって下克上を狙っている方、サービスは既にあるもののどう普及させればいいか悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回ご紹介させていただいた「ランチェスター戦略」をもとに「次の展開/将来的な広がり」を意識した戦略を検討されてみてはいかがでしょうか。...